色の知覚的効果

色の錯覚

物理的性質(実際に測定した大きさ、色の数値など)と心理的性質(見た目の大きさや明るさ、感じられる色みなど)が大きくズレる現象を錯視という

ハーマングリッド

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白い十字架に黒い影が見える、明るさの錯視
有彩色の場合はその色相の彩度の低い影が見える

マッハバンド

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縁辺対比の一種で、網膜で生じる側抑制の作用によるもの

リープマン効果

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明度差がほとんどない有彩色どうしが隣接した場合に、目がチカチカする現象

エーレンシュタイン効果

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抜けている格子の十字路の部分が、より明るく感じられる錯視
黒背景の場合はより暗く感じる
丸い円を入れると明るさの錯視は消失

ネオンカラー効果

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十字路を色線でつないだもので、その色がにじみでて広がる錯視

透明視

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色と形の組み合わせにより、重なり部分が透明に感じられる錯視
少しズラすと透明感はなくなる

主観色

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色みのない図に色みを感じられる錯視
薄いオレンジや青緑のパステル調が感じられる

ベンハムトップ

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(ベンハムこま)
コマのように回転させると、主観色が見える錯視

マッカロー効果

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