色の視覚効果

対比=離れる

負の残像(補色残像)

残像で見える色のこと→心理補色

色の対比

空間的、時間的に隣接している2色の差が大きく見える現象
継時対比 見た色どうしが時間的に接近している時に起こる
同時対比 接して置かれた2色のように、空間的に近い色の間に生じる
明度対比
色相対比 どの属性が最も変化して見えるかにより、3つに分けられる
彩度対比


明度対比

t1.jpg配色した色と反対の明るさに色がよって見える

明度差のある2色を配したときに、その差が大きく見える現象
明度が高い色はより明るく
明度が低い色はより暗く


色相対比

hi2.jpg配色した色と反対の色相の色みが増してみえる

背景色の心理補色の方向(背景色の反対の方向)に色みがズレて見える
赤み・黄み・緑み・青み
2色の面積比が大きく、鮮やかなほど、色相対比効果は強まる


彩度対比

hi3.jpg配色した色と反対の彩度に色がよって見える

彩度差のある2色を配したときに、その差が大きく見える現象
彩度が高い色は鮮やかに
彩度が低い色はくすんで


補色対比

V14      V2
hare.gif
2色が補色の場合、彩度が増して見える現象
補色による彩度対比
ハレーション


縁辺対比

en.gif
異なる色が隣接する境界付近が強調される対比現象


同化効果

明度の同化 色相 彩度の同化
do.gif
ある色が挿入する色に近づいて見える現象

色陰現象

shikiin.jpg

有彩色に囲まれたグレイが、有彩色の心理補色の色みを帯びて見える現象
赤み・黄み・緑み・青み

面積効果

mens.gif
面積が大きくなるほど、明るく鮮やかに見える